多忙な日常を送る現代の男性にとって、紫外線対策は「面倒だけど必要なもの」という認識が広がっています。紫外線は肌の老化を促進し、シミやシワの原因となるだけでなく、皮膚がんリスクも高めることが知られています。特に肌質的に色素沈着が起きやすい特徴がある場合は、日常的な紫外線対策が重要です。
そこで注目したいのが「日焼け止めスティック」です。従来のクリームやジェルタイプとは異なり、手を汚さずに直接肌に塗れるスティックタイプは、時間のない朝の準備や外出先での塗り直しに最適です。特に鼻や頬骨など日焼けしやすい部位への部分使いや、汗をかきやすいスポーツシーンでの使用にも便利です。
この記事では、男性におすすめの日焼け止めスティックをピックアップし、選び方のポイントや使用法について詳しく解説します。肌ケアに詳しくない方でも、自分に合った製品が見つかるよう、わかりやすく紹介していきます。
目次
- 男性向け日焼け止めスティックの選び方
- SPF・PAの数値をチェック
- 耐水性・耐汗性
- 肌質との相性
- 使用感と携帯性
- 男性におすすめの日焼け止めスティック10選
- 1. BRISA MARINA UV EX (スティック) 10g [SPF50+ PA++++] Professional Edition
- 2. BRISA MARINA アスリートプロ UVスティック SPF50+ PA++++
- 3. UVイデア XL プロテクションスティック SPF50+ PA++++
- 4. ピジョン UVベビースティック SPF50+ PA++++ 石けんOFF ウォータープルーフ 15g
- 5. MOTHER AND DAUGHTER ママ&キッズ UV SPF50+PA++++ (15g)
- 6. ニベア UVプロテクション ウォータージェルスティック SPF50+ PA++++
- 7. 資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアスティック N SPF50+ PA++++
- 8. コーセー サンカット プロディフェンス マルチプロテクト UVスティック 15g
- 9. FOREST FOR REST ノンケミカル UVスティック SPF50+ PA++++
- 10. ピュアスマイル UVスティック SPF50+ PA++++
- 男性の肌特性と日焼け止めの関係
- 男性の肌の特徴
- 男性の肌と紫外線の関係
- 日焼け止めスティックの効果的な使い方
- 基本的な使用方法
- 部位別の使用方法
- 状況別の使用シーン
- 男性の日焼け止めスティック選びチェックリスト
- 男性の日焼け止めに関するよくある質問
- Q: 日焼け止めスティックは顔だけに使うべきですか?
- Q: 髭剃り後すぐに日焼け止めを塗っても大丈夫ですか?
- Q: 日焼け止めスティックはどのくらいの頻度で塗り直すべきですか?
- Q: メイクの上から日焼け止めスティックを使えますか?
- Q: 日焼け止めスティックは何で落とせばいいですか?
- まとめ
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男性向け日焼け止めスティックの選び方
SPF・PAの数値をチェック
日焼け止めを選ぶ際の基本となるのがSPFとPAの数値です。
- SPF:UVB波(主に赤みや炎症を引き起こす紫外線)をブロックする効果を示す指標
- PA:UVA波(肌の奥まで届き、シワやたるみの原因となる紫外線)をブロックする効果を示す指標
一般的な目安として:
- 日常使い:SPF30〜50、PA+++程度
- アウトドア・スポーツ時:SPF50+、PA++++
肌質によっては紫外線ダメージによる色素沈着が起きやすいため、十分な紫外線防御指数を持つ製品を選ぶことが重要です。掲載製品の多くはSPF50+/PA++++の高い紫外線防御力を持っています。
耐水性・耐汗性
男性は女性と比較して皮脂分泌量が多く、特に春から夏にかけては汗をかきやすくなります。そのため、日常使いでも「ウォータープルーフ」や「スーパーウォータープルーフ」と表記された製品を選ぶと安心です。特にスポーツやアウトドア活動を行う場合は、耐水性の高い製品が必須となります。
肌質との相性
男性の肌タイプに合わせた選び方のポイント:
- 乾燥肌:セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれている製品
- 脂性肌:さらさらとした使用感で、皮脂コントロール効果のある製品
- 敏感肌:無添加・低刺激処方のもの(無香料・無着色・パラベンフリー等)
- ニキビ肌:ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)処方の製品
使用感と携帯性
スティックタイプの日焼け止めは携帯性に優れていますが、製品によって太さや長さが異なります。ポケットに入れて持ち歩きたい場合は、コンパクトなサイズの製品がおすすめです。また、テクスチャーも製品によって異なるため、べたつきが気になる方は「さらさらタイプ」「水感タイプ」などと表記された製品を選ぶとよいでしょう。
男性におすすめの日焼け止めスティック10選
1. BRISA MARINA UV EX (スティック) 10g [SPF50+ PA++++] Professional Edition

おすすめポイント
- アスリート向けの高耐水設計で、マリンスポーツやアウトドア活動に最適
- オーガニック成分(アロエベラ液汁、ビルベリー葉エキス等)配合で肌に優しい
- 紫外線吸収剤フリー設計
- ポケットサイズでどこでも使えるコンパクト設計
こんな人におすすめ
アウトドア活動やスポーツを楽しむアクティブな男性、成分にこだわりのある方に最適です。ハイエンド価格帯ですが、スポーツ時の紫外線対策として長期的に活用できます。
2. BRISA MARINA アスリートプロ UVスティック SPF50+ PA++++

おすすめポイント
- 汗、水に強いSPF50+ PA++++の高い紫外線防御力
- 手を汚さずにサッとひと塗り、部分焼けもしっかり防止
- オーガニック成分配合(アロエベラ液汁、ビルベリー葉エキス、キュウリ果実エキス)
- 環境に配慮した処方
こんな人におすすめ
マリンスポーツや野外活動を楽しむアクティブな男性、環境への意識が高い方に特におすすめです。価格帯はハイエンドですが、専門的なスポーツシーンでの使用に適しています。
3. UVイデア XL プロテクションスティック SPF50+ PA++++

おすすめポイント
- SPF50+、PA++++の高い紫外線防御力
- 夏の強烈な太陽や冬の雪山でもしっかりガード
- 汗や水に強いウォータープルーフ処方でウォータースポーツにも最適
- 鼻や頬など気になる部分焼けにも対応できるスティックタイプ
こんな人におすすめ
オールシーズン紫外線対策をしたい方、特にウィンタースポーツや夏場のアウトドア活動が多い男性におすすめです。ミドルレンジの価格帯で、通年使用できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
4. ピジョン UVベビースティック SPF50+ PA++++ 石けんOFF ウォータープルーフ 15g

おすすめポイント
- 敏感肌でも使える低刺激設計で、デリケートな肌も安心
- 手が濡れても汚れない使いやすいスティックタイプ
- 石けんで簡単に落とせる処方
- SPF50+、PA++++の高い紫外線防御力
こんな人におすすめ
敏感肌の男性や、子どもと一緒に使える製品を探している父親におすすめです。肌が弱い方も安心して使用できます。ミドルレンジの価格帯で、家族での共有利用も可能です。
5. MOTHER AND DAUGHTER ママ&キッズ UV SPF50+PA++++ (15g)

おすすめポイント
- 手を汚さずさっと塗れるボディ&フェイス用透明UVスティック
- 白浮きしない透明処方、きしまないさらさらなテクスチャー
- 無香料で日常使いにも最適
- SPF50+ / PA++++の高い紫外線防御力
- 石けんでOFF / ウォータープルーフ / 無香料・パラベンフリー・エタノールフリー
こんな人におすすめ
家族と共有したい方、敏感肌の男性、添加物を気にする方におすすめです。日常使いしやすい無香料設計も魅力です。ミドルレンジの価格帯ながら、シンプルな成分構成で安心して使えます。
6. ニベア UVプロテクション ウォータージェルスティック SPF50+ PA++++

おすすめポイント
- 汗・水をはじいてべたつかず、さら肌キープ
- SPF50+、PA++++の高い紫外線防御力
- ウォータージェル処方で肌に優しい使用感
- コンパクトでポケットにも入るサイズ感
こんな人におすすめ
ビジネスシーンでも使いやすいベタつきの少ない製品を探している方、手軽に持ち歩きたい男性におすすめです。エントリーモデルの価格帯で、コストパフォーマンスも優れています。
7. 資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアスティック N SPF50+ PA++++

おすすめポイント
- SPF50+/PA++++の高い紫外線防御力
- 汗・水・熱に強い「アクアブースト技術」採用
- スキンケア成分配合で日常使いも快適
- シンプルデザインで男性も使いやすい
こんな人におすすめ
高品質な日本製の製品を求める方、汗をかきやすいビジネスパーソンに最適です。信頼性の高い技術が詰まったミドルレンジの製品で、ビジネスシーンでの日常使いに適しています。
8. コーセー サンカット プロディフェンス マルチプロテクト UVスティック 15g

おすすめポイント
- 手を汚さずスルッと塗れる美容液UVスティック
- 3種のビタミンC誘導体配合で美肌ケアも同時に
- SPF50+、PA++++の高い紫外線防御力
- コンパクトで持ち運びに便利
こんな人におすすめ
紫外線対策と同時に美肌ケアも行いたい男性、ビジネスバッグに入れて持ち歩きたい方におすすめです。ミドルレンジの価格帯で、スキンケア効果も期待できる実用的な製品です。
9. FOREST FOR REST ノンケミカル UVスティック SPF50+ PA++++

おすすめポイント
- SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力
- 紫外線をブロックしつつ、さらさらとした肌への仕上がり
- 塗りたてはしっとり、仕上がりはさらっとした軽いテクスチャー
- いつでも持ち歩き可能なサイズで、必要な部位に重ね塗り可能
- 家族全員で使用できるマイルドな低刺激フォーミュラ
こんな人におすすめ
ノンケミカル処方を求める男性、家族と共有したい方、敏感肌の方におすすめです。ミドルレンジの価格帯で、自然志向の方に適した製品です。
10. ピュアスマイル UVスティック SPF50+ PA++++

おすすめポイント
- べたつかず使った後すぐにサラサラな手触り
- 白く浮いてしまうことなく肌なじみが良い
- 無香料設計で他の香りと混ざる心配がない
- SPF50+、PA++++の高い紫外線防御力
- コンパクトで持ち運びやすい
こんな人におすすめ
香水やフレグランスを使用している男性、シンプルで使いやすい製品を求める方におすすめです。ミドルレンジの価格帯で、日常使いに最適な基本性能を備えています。
男性の肌特性と日焼け止めの関係
男性の肌の特徴
男性の肌は女性と比較して以下の特徴があります:
- 皮脂分泌量が多い:テストステロンの影響で、皮脂腺の活動が活発
- 肌が厚い:表皮・真皮ともに約20%厚く、ターンオーバーも活発
- コラーゲン密度が高い:初期段階では肌の弾力が保たれやすい
- pHバランスが異なる:やや酸性度が低く、外部刺激に弱い場合も
これらの特徴から、男性の肌には以下のような日焼け止めが適しています:
- さらさらとした使用感:皮脂分泌量が多いため、べたつきにくい製品
- 適度な保湿効果:肌の水分保持力を補助する成分含有の製品
- 高い紫外線防御力:肌質によっては紫外線によるシミができやすい
男性の肌と紫外線の関係
肌質によっては、紫外線への反応として以下の特徴が見られる場合があります:
- メラニン生成が活発:紫外線に対する防御反応としてメラニンを生成
- 色素沈着しやすい:一度できたシミが長期間残りやすい
- バリア機能が敏感:環境変化に敏感に反応する傾向
このため、日常生活においても適切な紫外線対策が重要です。春から秋にかけては強い紫外線に注意が必要ですが、冬でも紫外線は降り注いでいるため、年間を通した対策が理想的です。
日焼け止めスティックの効果的な使い方
基本的な使用方法
- 朝のスキンケア後、メイク前に塗布:洗顔・化粧水などでスキンケアを行った後、メイクアップ前に塗ります
- 適量を肌に直接塗る:顔全体に使用する場合は、額・両頬・鼻・顎の5点に直接スティックを滑らせた後、指で軽く馴染ませます
- 2〜3時間おきに塗り直す:特に汗をかいた後や、屋外での長時間の活動時には塗り直しが重要です
部位別の使用方法
- 顔全体:Tゾーン(額・鼻)→頬→顎の順に塗る
- 首・耳:日焼けしやすい部位のため、忘れずに塗布
- 手の甲:年齢が出やすい部位なので、外出時は必ず保護
状況別の使用シーン
- 通勤時:朝の準備後、家を出る前に塗布。特に徒歩や自転車通勤の場合は重要
- 昼休み:オフィスを出る前に塗り直し、ランチタイムの紫外線から肌を守る
- スポーツ時:活動前に塗布し、汗をかいた後は30分〜1時間おきに塗り直す
- 屋外イベント:帽子やサングラスと併用し、総合的な紫外線対策を
男性の日焼け止めスティック選びチェックリスト
日焼け止めスティックを選ぶ際の簡単なチェックリストをまとめました:
- □ SPF値とPA値は自分の生活スタイルに合っているか
- □ 耐水性・耐汗性は十分か
- □ 肌質に合った処方(保湿成分・油分など)か
- □ 使用感(べたつき・白浮きなど)は好みに合うか
- □ サイズや形状は持ち運びやすいか
- □ 敏感肌の場合、低刺激処方か
- □ 価格帯は継続使用できる範囲か
男性の日焼け止めに関するよくある質問
Q: 日焼け止めスティックは顔だけに使うべきですか?
A: いいえ、顔だけでなく首や手の甲、腕など露出部位全てに使用できます。特にスティックタイプは部分使いに便利なので、T-シャツ着用時の首や腕、短パン着用時の膝など、日焼けしやすい部位に重点的に使うこともできます。
Q: 髭剃り後すぐに日焼け止めを塗っても大丈夫ですか?
A: 髭剃り直後は肌が敏感になっているため、可能であれば5〜10分ほど時間を置いてから塗ることをおすすめします。特に敏感肌の方は、アフターシェーブローションなどで肌を整えてから日焼け止めを塗布するとよいでしょう。
Q: 日焼け止めスティックはどのくらいの頻度で塗り直すべきですか?
A: 一般的には2〜3時間おきの塗り直しが推奨されています。特に汗をかいた後、タオルで顔を拭いた後、水に触れた後などは必ず塗り直しましょう。屋外でのスポーツ時などは1時間おきの塗り直しが理想的です。
Q: メイクの上から日焼け止めスティックを使えますか?
A: 透明タイプであれば、多くの製品がメイクの上からの使用も可能です。ただし、メイクを崩さないよう、軽く押さえるように塗るのがコツです。
Q: 日焼け止めスティックは何で落とせばいいですか?
A: 製品によって異なりますが、「石けんでOFF」と表記された製品は通常の洗顔料で落とせます。ウォータープルーフタイプの場合は、クレンジング剤の使用が必要な場合もあります。製品の説明を確認するか、まずは通常の洗顔料で洗い、残っている感じがあればクレンジング剤を使用するとよいでしょう。
まとめ
日焼け止めスティックは、忙しい現代の男性にとって理想的な紫外線対策アイテムです。手を汚さずに簡単に塗れること、コンパクトで持ち運びやすいこと、必要な部分に重点的に塗れることなど、多くのメリットがあります。
様々な肌質の男性が紫外線ダメージを受けやすいことを考慮すると、日常的な紫外線対策が重要です。SPF50+、PA++++の高い防御力を持つスティックタイプの日焼け止めを活用し、肌の健康を守りましょう。
この記事で紹介した製品は、それぞれ特徴が異なるので、自分のライフスタイルや肌質に合った製品を選ぶことが重要です。エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広い価格帯の製品がありますので、まずは使いやすそうな製品から試してみてはいかがでしょうか。
紫外線対策は見た目の若々しさを保つだけでなく、将来的な肌トラブルや健康リスクを減らすためにも欠かせません。毎日のルーティンに日焼け止めスティックを取り入れて、手軽に効果的な紫外線ケアを始めましょう。